今年の文京5団のカブ隊は、春夏秋と3回のキャンプを行います。春と秋は、都内の公園でテントを張っての野営です。あいにく、各小学校の行事と重なったため、約半分の人数でのスタートです。先ずは、開会式です。楽しいキャンプの始まりです。
開会式後は、設営です。前回の集会で習得したテントの張り方を早速試すことができます。各組毎に分かれて、テントを立てます。それぞれのスカウトが自分の役割を務めて、立派なテントを張ることができました。
昼食後は、ポイントラリーです。各組毎に分かれてポイントを競い合いました。ポイントが高い組から、夕食の好きなおかずを選ぶことができるので、スカウト達は懸命です。
次に、炊飯です。今回は、カレーとサラダです。薪を使っての炊飯です。火を使えるのは、くまスカウト(5年生)だけです。他の学年のスカウト達は、材料を切ったりしました。今回は、薪に火が尽き難く、大変苦労しました。途中から学校行事を終えたスカウト達も合流しました。
そして、出来上がった組から、夕食開始です。外で食べるカレーは、最高の味でした。
夕食後は、営火(キャンプファイヤー)です。今回、各組は、スカウトソングの替え歌を披露しました。うまく歌えた組も、不完全燃焼だった組も、楽しんでいました。
キャンプファイヤーの後は、ミーティングをして、就寝です。朝からキャンプの設営をしたスカウト、朝から学校行事に参加したスカウト、皆疲れていたので、熟睡です。
キャンプ2日目は、朝食後、テントの乾燥作業です。テントのグランドシートや寝袋を干して、カビが生えないようにします。その後、朝礼、スカウツオウン(リーダーの話)、モーニングゲームです。スカウト達は、朝から元気です。
その後、撤営(テントなどの片づけ)です。楽しいキャンプの中で、一番大変な作業です。ペグ洗いやテントの畳など大変な作業ですが、スカウト達は、協力し合って撤営を終えることができました。
昼食後は、ゲームです。鬼ごっこリレーやロープ取りを行いました。ゲームも組毎に競い合って、優秀な組は、表彰されます。
そして、最後は、表彰式と閉会式です。楽しいキャンプも終わりです。初めて野営を行ったうさぎスカウト(3年生)、昨年の経験を生かしたしかスカウト(4年生)、リーダーシップを発揮したくまスカウト(5年生)、どのスカウトも貴重な体験ができたと思います。この経験を夏キャンプ、そして秋キャンプに生かしていきたいと思います。お疲れ様でした。
(リーダー K.S.)
ボーイスカウトは、年代ごとに構成されたビーバー隊→カブ隊→ボーイ隊と上進していきます。カブ隊は、本格的なボーイスカウト活動であるボーイ隊の準備期間でもありますので、ボーイスカウトの基本的なスキルを習得していきます。
先ずは、テントの建て方の講習です。次回の集会で、実際にテントを立てて野営を行う準備をします。
その後、組毎に分かれて、ポイントラリーを行いました。文京5団のカブ隊は、6つの組で編成されています。各組がポイントを競い合って、ポイントが高い組は、表彰を受けることができます。このように、単調なスキル訓練ではなく、ポイント競うことによって、スカウト達は、楽しみながらスキルを習得することができます。
一つ目と四つ目のポイントは、測量です。手や腕、足などの身体、又はベルトやロープなど道具を使って、測量を行います。
二つ目のポイントは、カブ隊の約束と定めを覚えているかのテストです。カブ隊のプログラムは、この約束と定めに基づいて作成されるため、カブ隊に入隊する前に、約束と定めを覚える必要があります。
三つ目のポイントは、ロープワークです。カブ隊では、それぞれの学年毎に基本的なロープワークを習得していきます。今回は、それぞれの学年が習得するロープワークを使って、崖から落ちた人を助けるロープを作成するというものです。
五つ目のポイントは、方位です。方位磁石を使って目的の場所に辿り着けるかを試しています。
そして、午後は、鼻血、熱中症、捻挫など緊急事態の対処法を学びました。
このように各スカウトは、楽しみながら、基本的なスキルを習得することができ、次回の春キャンプに備えることができました。