ビーバー隊の3日間の千葉県手賀の丘、 カブ隊の4日間の群馬県赤城、 ボーイ隊の6日間の山梨県河口湖、 ベンチャー隊の5日間の韓国済州島、 と、年齢によってチャレンジする場面は高度になっていく文京第5団の55回目の夏キャンプが、多くの思い出を残し、終了しました。リーダー達からは、スカウト達が頼もしく成長したことの報告を受け、後期の活動がより活発に楽しく行うことの準備が始まっています。
団委員長からキャンプに参加したスカウトへ2つ質問します。
「君たちが夏キャンプであの時こうすれば良かったと思い出すことありますか?」
「仲間とチャレンジする中で、生活面や活動面で感じた事はありましたか?」
各スカウトは元気よく3個以上、保護者の方に話してみて下さい。それこそが、君たちが頼もしくなった証拠であり、成果を求めた中での反省は、次の失敗を犯さない為のものだからです。
しかし「なんとかなるさ」と思っているスカウトがいるとすれば、それはダメです。みんなと活動する自然には、私達に憩いや発見など多くの体験を与えてくれる反面、雨や雷、熊や蛇、ダニやアブ、森の中では道がわからなくなるなど、備えを常にしていなければ、人間にとって脅威でしかないことは、今年のニュースでも残念ながら多く取り上げられていました。
スポーツを愛するアスリートの方々も、練習を重ね強靱な体をつくりあげているからこそ技術が磨かれています。先日の引退競技でボルト選手が棄権した理由が、競技開始直前のレセプションが長引き、体が冷え、筋肉が硬直したとも言われており、体の精細な管理も必要な事がわかります。
リーダー達は、「みんなが楽しく、仲良く、元気に」そして「ビックリするような体験」ができるように夏キャンプを運営してくれました。今後は「同じ間違えは起こさない」と考えてくれる君たち一人一人のスカウトの力を見守っています。
さあ、明日の活動に向かってみんなで走り出しましょう!!
文京第5団 団委員長 白石 英行
各隊のキャンプの様子は下記リンクから参照できます。
ビーバー隊 [年長〜小2] BVS隊 上期活動の紹介動画(youtube)
カブ隊 [小3〜小5]
ボーイ隊 [小6〜中3] BS隊 キャンプの紹介動画(youtube)
ベンチャー隊 [高校生]
2017年の春キャンプはGWの5月3〜5日に秩父・長瀞・寄居にて移動キャンプを行いました。移動キャンプとは2泊以上するキャンプの際に野営地を移動して行うキャンプです。
ベンチャー隊ではスカウト自身が集会やキャンプの計画書を作成し活動しています。その為、やりたいプログラムに応じて野営地を変更したりする事も可能となります。
今回のキャンプでは移動キャンプを経験したいという要望だったので移動キャンプを出来る場所を東京から東西南北どっちの方向でやるかを決めます。今回は北に進んでみることになりました。
初日は秩父で羊山公園の芝桜を観賞して三峰神社を参拝し1泊します。
2日目は長瀞で宝登山へ行き温泉に入って寄居の隊スタッフのいる野営地に合流後、隊炊飯を食べながらこれまでの活動報告をします。
計画して会計・活動報告書を作成し、また一歩「自律」に近づきます。
ベンチャー隊の今年のお別れ集会は、ディズニーシー。
高校三年生は、一年からの悲願がやっと叶いました!
隊スタッフも全員制服です!!!!
団からの指示、隊からの指示ともにしっかりと守りつつ、最後までみんなで行動し、楽しく過ごしていました。
団からのミッション:「広報用にミッキーと制服で写真をとる」も無事達成!
少し特別な対応となりましたが、お別れ集会としてこういったのもいいのかなと個人的には感じました。
ボーイスカウト文京第5団は、4月第一週日曜日に育成会総会および上進式集会を行い、新たな期が始まります。この日に年間予定表が配布されるとともに、新しい組編成、班編成がわかります。スカウトはワクワク、保護者の方はドキドキ?
今年は4月17日の同じ日にビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊、ベンチャー隊がそれぞれ集会を行いました。上進したスカウトにとっては初めての集会となります。各年代の差を少しのぞいてみましょう。
ビーバー隊(新小1、2)
ビーバー隊はドリル訓練集会。スカウト活動の基本動作を習得します。整列、敬礼の仕方、休め気を付け、祝声。スカウトはみんな一生懸命に取り組みました。開会式と閉会式でその差は一目瞭然。遊ぶ時は力いっぱい遊ぶ、きちんとするときはきちんとする、集会の基本です。
カブ隊(新小3〜5)
カブ隊もスキル訓練。ロープワークリレーを行いました。うさぎ(3年)、しか(4年)、くま(5年)それぞれ年代に応じた結び方、組員みんながスキルをみにつけている組が勝ちます。
ボーイ隊(新小6、中学生)
ボーイ隊ではグリーンバー訓練キャンプ。班長、次長(主に新中2)が土日でキャンプを実施します。
先ずは設営、テント、タープを完成させます。
班長ってなに?リーダーシップについての座講。
水穴堀り、薪割り、立ちかまど作成と着々と作業を進めます。
新しい期の班旗もつくりました。
次の日の朝食は前の日に種を仕込んでおいたねじりパン。それにポトフ。美味しそう!
日曜日には他のスカウトが合流し、サイト見学、基本動作、集散訓練を行います。
水穴の処理が悪く隊長に叱られることも・・・
ベンチャー隊(高校生)
ベンチャー隊になると、キャンプの実施計画書、予算書はスカウトが作成します。 今まで培ってきた技能をもとに、どこに行って何をするか、スカウト同士で話し合い、GWに行うキャンプの概要を決めていきます。
*上進:上の年代の隊に進むこと。ビーバー隊→カブ隊、カブ隊→ボーイ隊等。
2016 夏(八丈島)キャンプ ボーイ隊
8月8日夜から15日にかけて八丈島で夏キャンプを行いました。台風の接近により往路、復路ともに船の出港が危ぶまれましたが、台風をすり抜けて行くかのように8日間通して快晴で一度も雨に見舞われることなく、計画通り実施することができました。
八丈島は自然にあふれているため、プログラムの内容も実に多様です。9日の設営に始まり、10日八丈富士登山、11日海水浴、12日洞窟探検、13日班プロ、そして14日の撤営までスカウトたちは息つく間もないほど全力で活動に取り組みました。班プロでは島内のバスを利用して、各班が事前に作成した計画書に基づき、織物体験や裏見ケ滝の探検、温泉巡りを楽しみました。
昼夜の激しい寒暖差や火山岩だらけの野営地といった、火山島独特の慣れない環境の中で、スカウトたちはたくさんの衝突や葛藤と戦いながら、日に日に班としてのまとまりを強めたくましく成長していきます。少年から青年へ変わっていくためのこの経験こそが、ボーイ隊の夏キャンプの醍醐味であり最大の魅力です。
夏キャンプが終わっても楽しいプログラムはまだまだ続きます。もちろんつらいことも付いてまわりますが、みんなで乗り越えていきましょう。