『公衆電話オリエンテーリング@東京都光が丘公園』
〜果たしてカブ隊の子供たちは公衆電話を使えるのだろうか!?(大人も忘れちゃっていませんか?)〜
晴天で朝からぐんぐん気温が上がり、日中は31度を超え湿度もかなり高い状況下で、公衆電話オリエンテーリング集会が実施されました。
関西からは大雨による大きな被害の報告が届き、関東でも前日に震度4の地震が起きるような今日この頃。
「そなえよつねに」がモットーの文京5団カブ隊では、災害時の連絡手段確保を目的として、「公衆電話の使い方を学ぼう」という集会を企画、実施しました。
もちろん、体力自慢のカブ隊ですので、座学の集会ではございません! 来月の夏キャンプを見据えて、オリエンテーリング形式で広大な公園を縦横無尽に歩き回ってもらいました。
場所は東京都光が丘公園。都内から地下鉄で20分ほどのところに自然豊かで広大な公園が広がっています。
隊長から組長に地図が渡され、さらに関谷副長から軍資金(10円玉50枚と50度数のテレフォンカード)が配布されました。
ここからは組ごとにベースと連絡を取りながら、目標地点を組ごとに徒歩クリアしていきます。
連絡手段はもちろん「公衆電話。」
ベース「座標(2.9、7.1)に向かえ」
組「了解」
地図で目標地点を確認し、現在地からの移動ルートを考えます。
目標地点に到着し公衆電話を見つけたら、軍資金を使ってベースに報告です。
組「〇組、◇△です。目標に到着しました。公衆電話の番号は809です。」
ベース「確認した。次は、(5.8、1.9)に向かえ」
という具合です。
広大な公園を6つの組が動き回っていますので、たまにすれ違います。
途中、同じ方向に進むときもありますが、目標地点は別々なのでそのうち別れます。
優勝は5組。指定された10ポイント中なんと9ポイント制覇!
次点は1組。同じく9ポイント制覇ですが、締切時刻の12時30分を少しオーバーしてしまったため1点減点となってしまいました。
さんざん歩いた後はお楽しみの文5弁当。今日のおにぎりの具は何かな?
その後、NTT東日本の小野塚さんから公衆電話のレクチャーがありました。
みなさんご存知でしょうか。
日本には約16万台の公衆電話が設置されていて、東京には1.5万台、そのうち10台の公衆電話をカブ隊が今日使ったということになるのです。
日本で初めて公衆電話が設置されたのは1900年、場所は上野だそうです。
公衆電話は災害時の優先電話になっていて、スマホよりもつながりやすいのですが、最近の調査では小学生の85パーセントがかけ方を知らないそうです。
もし災害時に停電しても、十円硬貨と100円硬貨で通話が可能とのこと。
レクチャーのあとで、全員が実際に災害時伝言ダイヤルを使ってみました。
ミニクイズもありました。
問題1「3人で通話できる公衆電話が存在する」 yes or no?
問題2「車に乗りながら通話できる公衆電話が存在する」 yes or no?
問題3「左利き用の公衆電話が存在する」 yes or no?
問題4「公衆電話に電話をかけることができる」 yes or no?
(回答は一番下)
これで全プログラムが終わりかなと思いきや、何やら怪しい音楽が流れて白髪の博士「ドク」と美人の歴史学者「大門グリコ」が登場。
なんと2080年からタイムトラベルをしてきたのだそうです。
60年後の未来はどうやら大変なことになっているようで、夏キャンプにおけるスカウトたちの活躍が期待されています。
そのうちデンリーダーに指示書が届くそうですよ。
一日、広大な公園を歩き回って、デンリーダーたちはくたくたでした。スカウトたちはどうだったなか?
ちなみにデンリーダーSIのiPhoneの万歩計では一日の移動距離は13.9km(18,067歩)でした。
回答)問題1yes:デュエットフォンという電話があって受話器が2つついています。日本に3台。関東は川崎に1か所。
問題2yes:ドライブスルーフォンという電話があるそうです。日本で1か所。
問題3:no ありません。
問題4yes:普通の電話と同じように電話番号を持っているので電話をかけることができますが、番号は一般公開されていません。
デンリーダー S.I.
外部のダンス指導者(定行夏海先生)を招いて、「レッツ アフリカン・ダンス集会」を開催しました。
最初にアフリカとアフリカンダンスについて教えてもらいます。
まだ文字をもたなかった時代、太鼓の音が言葉の代わりとなり、生活のために必要な知恵を音楽として代々伝えていく役割を担ったとのことです。
今回は、ジャンベというアフリカの太鼓のリズム(録音)に併せて、アフリカンダンスのいろんな踊りにチャレンジします。この日は保護者も参加し、ともに汗を流しました。
ウォーミングアップ後、「稲穂をなでる動作」「稲を刈り取る動作」など色んな踊り(ダンスの素材)を習います。ダンスの素材を伝授された後は、組ごとに好きな素材を組み合わせて、ダンス作品をつくります。
隊列の作り方を工夫したり、ソロパートを作ったり、大きな声を出したり。随所に各組の工夫が込められた、楽しい作品を作り、発表してくました。
保護者も力のこもった作品を発表してくれました。
大音量の音楽に合わせて、思いっきり身体を動かし、とても楽しい時間になったのではないかと思います。
リーダー N.M.