ビーバー隊の新聞 デッパだより2月号です 下の画像をクリックするとPDFファイルが開きます
三指 街角でネッカチーフをつけた制服の子供たちをご覧になったことは、ありませんか? それが私たちボーイスカウトです。
私たちボーイスカウトの目的は、一言で言うと子供たちを「現在及び将来にかけて信頼に値する【男らしい男】に育てること」をねらっております。
よき社会人として、家庭においても、学校においても、職場、社会においても立派な男性であり、同時に国際人として、世界に通用する男性に育てる事です。教育方針は、「子供の長所をみんなの前でほめてあげることにより、自信をつけ、短所を目立たなくする」と言う方法をとります。
ボーイスカウト独自の、班制度、進歩制度により、協調性とリーダーシップが自然と身につき、現在社会で求められている人材育成に寄与しております。
当団の代表的な行事には、キャンプなどの野外行事はもとより、チームワークと忍耐力を育てる「オーバーナイトハイキング」等も行っております。ぜひご子息もこのボーイスカウトの仲間にと存じ御案内申し上げます。 弥栄
【募集要項】
■礫川公園、小石川植物園、関口3丁目公園、音羽高架下、茗台中学などに平均月2回程度、日曜日の午前中に通える方
●ビーバー隊(幼稚園年長、小学校1,2年生の隊)
平成19年9月に幼稚園年長さんの男子24名まで
平成19年9月に小学校1,2年生の男子若干名
●カブ隊 (小学校3〜5年生の隊)
平成19年9月に小学校3,4年生の男子若干名
【入隊申し込み】
■下記連絡先に住所、氏名、生年月日、学校名、保護者氏名、電話番号をご連絡下さい。
【説明会日時・会場】
■H21年3月1日午後1時半より 窪町小学校1F会議室
その他随時見学可能
●下記へお電話、FAXにて申し込み頂いた、先着の募集人数までの方に案内状を発送いたします。
【締め切り】
■募集人数になった時点で締め切りといたします。ご不明の点がございましたら下記連絡先までご連絡下さい。
【諸費用の支払いについて】
■(詳細は説明会時にご説明いたします)
1)入団金 \8,000円
(入団時1回限りで、登録費、団で配布のネッカチーフ等の費用に使われます)
2)隊費、育成会費 ビーバー隊 月額 約\4,000円
カブ隊 月額 約\4,500円
(隊、団行事費、運営費に使われこれ以外は夏のキャンプのみ別に納入いただきます。)
◎4月と10月に行われる育成会時に6か月分づつ納入いただきます。
【連絡先】
■団本部事務局 杉田 明治(副育成会長)
TEL:3816-1222 (会津屋)
FAX:3816-6879
第1の特徴は、地域団であるということです。 主な活動場所である竹早小学校、小石川植物園、文京スポーツセンターの近く、郵便番号ならば〒112の区域の子供達を団員としています。またボーイスカウトは非政治的、非営利的な無色の団体です。 第2の特徴は、団によっては寺社、教会など後援してくださる団体を持っているところもありますが、文京第5団は保護者の方々で構成する“育成会”が唯一の母体です。有難いことに地域団としての活動を評価され、ライオンズクラブの方々から継続して備品等の援助をいただけるようになりました。 しかしほとんどの運営費や活動費は、育成会の会費によってまかなわれています。自分の掛かる費用は自分で出すのが、この様な組織を長続きさせる原則です。ですから決して経済的には裕福ではありませんが、皆さんのつくる皆さんの団なのです。 第3の特徴は、ボーイスカウトは子供達だけの活動ではありません。また、単に、子供を預けておいて良い子にしてもらおうという団体でもありません。保護者の方々にもボーイスカウト精神で参加していただきます。 第4の特徴は、文京第5団では特に父親の方々のご協力をお願いしています。 育成会、団委員会、各隊の指導者、保護者会などに、お父様方にも活躍いただいています。小中学校年代の子供達は今までのように、お母さんのことを「はい、はい」とばかり聞かなくなったり、女の子をからかったり、苦情が出てくるような場合もあります。このような徴候は子供の成長に伴う自我の目覚めや、批判的態度の表れです。そして父親と母親を区別して認識し、心理的な要求もそれぞれ別のものを求めるようになります。母親には小さいときと変らずやさしさを、父親にはちょうどこの頃より、男らしさ、頼もしさ、公平な見方などを求めるようになります。 尊敬と信頼、そして愛情、この三要素をこの時代父親に見出すことが出来る子供は、本当に幸せです。皆さんも層であったように、中高校生になると肉体的にも精神的にも、感情や生活の上で、大きな変化がきます。心のバランスが崩れがちであらゆるものを批判的に見たり、現状に不満を覚えたり、反抗せずにはいられない気持ちになるものです。 その頃になって、あわてて息子から尊敬や信頼を勝ち得ようとしたり、自分の深い愛情をわからせようと努力してみても、ほとんどの場合徒労に終わるだけでなく、逆効果として現れがちです。尊敬、信頼、愛情と三要素をお父さんに抱いた子供は、中学へ進み高校へ行くようになっても、心の底にはいつまでもこの感情が残り、子供にとっても父親にとっても生涯に渡る幸せのもとになると思います。 お父さんが息子である自分のためだけでなく、仲間のためにも役立つことをしてくれたら喜びもさらに大きく、一層頼もしく思い子供からの尊敬と信頼は絶対的なものになるでしょう。そしてお父様方も近隣社会に役立つことによって喜びを味わうことができ、ご子息も他の人々に役立つ生活を心がける用になることと思います。このような理由で文京第5団はお父様方に特にご協力をお願いしています。
■ボーイスカウト文京第5団は昭和37年(1962年)の初頭、東京学芸大学付属竹早小学校のPTA会長であった、三澤 武氏(初代団委員長)を始めとし鈴木謙三氏、林 俊甫氏、他に数人の保護者協力の下、また教頭でいらっしゃった渡辺 茂先生(「たきび」作曲者“歌詞始め:かきねのかきねのまがりかど”)や諸先生のご理解をいただき発団準備に取り掛かりました。 現在、在籍中の杉田明治、杉田篤司兄弟を含め12名の入団希望者を得て、11月23日小石川植物園においてボーイスカウト隊初めての隊集会行われました。12月東京連盟の発団審査を受け、翌昭和38年1月17日東京第213団の団番号が付与、4月13日発団式が竹早小学校体育館において挙行されました。発団時は三澤文雄氏(当時立教大学生)を初代隊長としてボーイスカウト隊の発隊でした。 ■発団当初は資金的にも乏しく、最小限の備品にも事欠くありさまでしたがスカウトの意気は盛んでした。幸いにもライオンズクラブや洋酒会社、また保護者の方々の大変な努力によって、夏季キャンプの備品がどうやら揃ったのでした。 その後まもなく小学校の方や団委員の方々の提案で、どうしても小学生のためにカブスカウト隊も早く作りたいということで、提案者でもある西村章子氏に初代隊長をお願いし、発団以来半年後の昭和38年9月10日カブスカウト隊が発隊しました。 ■始めの10年間位はこの様に竹早小学校を中心とし、準学校隊として発展してゆきました。その後ボーイスカウトの主旨でもある地域社会への奉仕のため、また団のよりいっそうの発展を願い地域団を目指し、さらに団の組織も拡充されてゆきました。 その間、昭和40年には高校生部門のシニアースカウト隊(呼称が変わり現在は、ベンチャースカウト隊)、昭和59年には大学生部門のローバースカウト隊が発隊し、昭和63年には小学校1.2年生の隊、ビーバースカウト隊が発隊しました。 昭和53年、東京連盟においては行政地区割に地区再編制が行われ、“東京文京第5団”の呼称となりました。また、平成3年には兄妹団としてガールスカウト東京都第217団のお手伝いをし、これで家族揃って活動できる団となりました。 ■途中には色々な困難なときもありましたが、保護者、諸先輩ならびに団員の大変な努力により、現在のようなビーバー隊からローバー隊まで揃った全国でも有数な団となりました。