今回は、あいにくの雨でしたので、雨天プロとして、「都営でGO!集会」を行いました。
カブスカウトの活動は、野外活動が多いですが、天候不良に備えて、雨天プロを用意しています。
「都営でGO!集会」は、都営まるごときっぷ(1日乗車券)を購入し、都営地下鉄の駅を回るポイントラリーです。ポイントは、動物が付く駅(牛込神楽坂、巣鴨など)が4点、色が付く駅(白山など)が3点、東西南北が付く駅(東日本橋)が2点、数字が付く駅(千石)が1点、一つの路線を利用毎に3点として、制限時間内に効率良く回り、高得点を獲得したチームが優勝です。
遊びながら、都営地下鉄の駅を学ぶことができます。以前、同じようなルールで「メトロでGO!集会」も行いました。
作戦会議を行っています。
電車内は、お行儀がよく?座ってます!
降りた駅は、スタンプを押します。
基本、階段のみを使用しますが、階段がない場合のみエスカレーターを利用できます。ラッキー!
優勝チームの表彰です。効率よく、高得点の駅を回れたチームが優勝しました。
デンリーダー S.K.
カブ隊恒例の夏キャンプ、今年は高遠で4日間を過ごします。
1日目、まずはバスで移動します。
社内では、ロープワークの練習をする組、ソングで盛り上がる組など、各組なりに過ごします。
施設付近の道沿いでは、野生の鹿や猿などを見かけて盛り上がりました。
施設に着いたらまずは開村式、これから4日間お世話になる施設にご挨拶です。
開村式の後は場内を巡ってカードを集め、次の指示を手に入れます。
カードの指示に従って常設テントに移動します。
いつも自分たちで立てているテントよりずっと広くて快適です。
1日目の夜は星空観察。雲の合間から夏の大三角形も見えました。
2日目になりました。キャンプの一日は点検と朝礼から始まります。
2日目からはログハウスに泊まりますので、テントから荷物を移動させます。
ここでも整理整頓!
2日目のメインプログラムは登山、丸一日かけて周辺の峯や山頂を巡るちょっとハードな内容です。
配給のおにぎりを受け取って組毎に出発します。
山道を行くスカウトたち。冒険気分が盛り上がります。
開けた場所では力一杯「ヤッホー」と叫んでやまびこを楽しんでいました。
いよいよ頂上!持参したおにぎりを食べてひとやすみ。
最後の峠越えの前に、サプライズのスイカ登場!
やる気とおなかを満たして最後のひと踏ん張りに備えます。
夕食の後はナイトプログラム。
雷が迫っていたため室内でゲームを楽しみました。
3日目、今日も点検と朝礼から始まります。
整理整頓もスカウトの大事な役務です。
今日の昼食は自分たちで作りますが、その前にスペシャル食材の争奪戦を行います。
いくつかのポイントを回って技能を競い、点数の多い組から好きな食材を選べます。
食材が揃ったら調理開始です。
年代別にかまど担当や包丁担当など役割分担して進めます。
先輩スカウトから上手な火のおこし方などを学んだりもします。
出来上がったら元気に「いただきます!」。
満腹になったらいよいよ決戦、悪役を倒して人質を救うため、再び山に向かいます。
地図や追跡サインを見ながら悪役の足取りを追い、これまで集めた情報や作った武器を駆使していざ勝負!
夜はキャンプファイヤーです。各組で練ったスタンツやソングなどで盛り上がります。頭上には綺麗な星空が輝いていました。
4日目、ついにキャンプ最後の日になりました。
ブルーシートやロープ、枝などを駆使して作った「秘密基地」、各組の個性が伺えます。
帰る前にはこれらをきちんと片付けて自然に戻します。
片付いたら、4日間の思い出を絵と作文に残します。
キャンプファイヤーの後に残った消し炭は、小瓶に詰めて持ち帰ります。
すべて片付いたら閉村式をして東京に戻ります。
道中を共にしたキャラクター達とも記念撮影、最後に表彰式をして解散です。
4日間、大変なこともありましたが、最後はみんな一回り逞しくなった笑顔で帰ってくることができました。
デンリーダー H.Y.
『公衆電話オリエンテーリング@東京都光が丘公園』
〜果たしてカブ隊の子供たちは公衆電話を使えるのだろうか!?(大人も忘れちゃっていませんか?)〜
晴天で朝からぐんぐん気温が上がり、日中は31度を超え湿度もかなり高い状況下で、公衆電話オリエンテーリング集会が実施されました。
関西からは大雨による大きな被害の報告が届き、関東でも前日に震度4の地震が起きるような今日この頃。
「そなえよつねに」がモットーの文京5団カブ隊では、災害時の連絡手段確保を目的として、「公衆電話の使い方を学ぼう」という集会を企画、実施しました。
もちろん、体力自慢のカブ隊ですので、座学の集会ではございません! 来月の夏キャンプを見据えて、オリエンテーリング形式で広大な公園を縦横無尽に歩き回ってもらいました。
場所は東京都光が丘公園。都内から地下鉄で20分ほどのところに自然豊かで広大な公園が広がっています。
隊長から組長に地図が渡され、さらに関谷副長から軍資金(10円玉50枚と50度数のテレフォンカード)が配布されました。
ここからは組ごとにベースと連絡を取りながら、目標地点を組ごとに徒歩クリアしていきます。
連絡手段はもちろん「公衆電話。」
ベース「座標(2.9、7.1)に向かえ」
組「了解」
地図で目標地点を確認し、現在地からの移動ルートを考えます。
目標地点に到着し公衆電話を見つけたら、軍資金を使ってベースに報告です。
組「〇組、◇△です。目標に到着しました。公衆電話の番号は809です。」
ベース「確認した。次は、(5.8、1.9)に向かえ」
という具合です。
広大な公園を6つの組が動き回っていますので、たまにすれ違います。
途中、同じ方向に進むときもありますが、目標地点は別々なのでそのうち別れます。
優勝は5組。指定された10ポイント中なんと9ポイント制覇!
次点は1組。同じく9ポイント制覇ですが、締切時刻の12時30分を少しオーバーしてしまったため1点減点となってしまいました。
さんざん歩いた後はお楽しみの文5弁当。今日のおにぎりの具は何かな?
その後、NTT東日本の小野塚さんから公衆電話のレクチャーがありました。
みなさんご存知でしょうか。
日本には約16万台の公衆電話が設置されていて、東京には1.5万台、そのうち10台の公衆電話をカブ隊が今日使ったということになるのです。
日本で初めて公衆電話が設置されたのは1900年、場所は上野だそうです。
公衆電話は災害時の優先電話になっていて、スマホよりもつながりやすいのですが、最近の調査では小学生の85パーセントがかけ方を知らないそうです。
もし災害時に停電しても、十円硬貨と100円硬貨で通話が可能とのこと。
レクチャーのあとで、全員が実際に災害時伝言ダイヤルを使ってみました。
ミニクイズもありました。
問題1「3人で通話できる公衆電話が存在する」 yes or no?
問題2「車に乗りながら通話できる公衆電話が存在する」 yes or no?
問題3「左利き用の公衆電話が存在する」 yes or no?
問題4「公衆電話に電話をかけることができる」 yes or no?
(回答は一番下)
これで全プログラムが終わりかなと思いきや、何やら怪しい音楽が流れて白髪の博士「ドク」と美人の歴史学者「大門グリコ」が登場。
なんと2080年からタイムトラベルをしてきたのだそうです。
60年後の未来はどうやら大変なことになっているようで、夏キャンプにおけるスカウトたちの活躍が期待されています。
そのうちデンリーダーに指示書が届くそうですよ。
一日、広大な公園を歩き回って、デンリーダーたちはくたくたでした。スカウトたちはどうだったなか?
ちなみにデンリーダーSIのiPhoneの万歩計では一日の移動距離は13.9km(18,067歩)でした。
回答)問題1yes:デュエットフォンという電話があって受話器が2つついています。日本に3台。関東は川崎に1か所。
問題2yes:ドライブスルーフォンという電話があるそうです。日本で1か所。
問題3:no ありません。
問題4yes:普通の電話と同じように電話番号を持っているので電話をかけることができますが、番号は一般公開されていません。
デンリーダー S.I.
外部のダンス指導者(定行夏海先生)を招いて、「レッツ アフリカン・ダンス集会」を開催しました。
最初にアフリカとアフリカンダンスについて教えてもらいます。
まだ文字をもたなかった時代、太鼓の音が言葉の代わりとなり、生活のために必要な知恵を音楽として代々伝えていく役割を担ったとのことです。
今回は、ジャンベというアフリカの太鼓のリズム(録音)に併せて、アフリカンダンスのいろんな踊りにチャレンジします。この日は保護者も参加し、ともに汗を流しました。
ウォーミングアップ後、「稲穂をなでる動作」「稲を刈り取る動作」など色んな踊り(ダンスの素材)を習います。ダンスの素材を伝授された後は、組ごとに好きな素材を組み合わせて、ダンス作品をつくります。
隊列の作り方を工夫したり、ソロパートを作ったり、大きな声を出したり。随所に各組の工夫が込められた、楽しい作品を作り、発表してくました。
保護者も力のこもった作品を発表してくれました。
大音量の音楽に合わせて、思いっきり身体を動かし、とても楽しい時間になったのではないかと思います。
リーダー N.M.
今日は「DIPLOMACY」というゲームを題材にした集会です。
1900年代初頭のヨーロッパを舞台に、6か国の列強(1組〜6組)が、弁舌とスカウト技能を用いて、外交戦を繰り広げます。
ゲームの前に事前課題を発表します。組が選んだ国家の言語・地形・歴史や英雄についてスピーチします。
ゲームの地図版です。移動は組で話し合ったエリアをプロットして進めます。盤上の駒もスカウトの自作です。色とりどり!
駒が移動できるかどうかはロープワーク等の技能をクリアできることが条件!
「弓を引くポーズ」で60秒の静止に挑戦し、見事クリアできました。
最後は各国の獲得したエリアを発表しました。
国の名前やヨーロッパの地域の名前を肌で感じて、身につけることができましたね。
デンリーダー O. K.