1)目的
 財団法人ボーイスカウト日本連盟は、ボーイスカウトの組織を通じ、青少年がその自発活動により、自らの健康を築き、社会に奉仕できる能力と人生に役立つ技能を体得し、かつ、誠実、勇気、自信及び国際愛と人道主義をは握、実践できるよう教育することをもって目的とする。(日本連盟教育規定 第1章一般原則)

ボーイスカウトとは何かと、良き社会人になるための教育であり、運動(公民教育)です。子供達はその幸福な人生を求め、円満かつより良き社会人になるため、その心得を表す「ちかい」と「おきて」をいつも心に持ちます。


2)「ちかい」と「おきて」
 スカウトのちかい(入隊に際して、ボーイスカウトは、次のちかいをたてる。)
 私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます。
   1. 神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります。
   2. いつも、他の人々をたすけます。
   3. からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います。

 スカウトのおきて
   1. スカウトは誠実である。
   2. スカウトは友情に厚い。
   3. スカウトは礼儀正しい。
   4. スカウトは親切である。
   5. スカウトは快活である。
   6. スカウトは質素である。
   7. スカウトは勇敢である。
   8. スカウトは感謝の心をもつ。

 「ちかい」と言う言葉は、古語で表すと「ちかひ」、「ひ」とは霊、自分の“良心”に自分で誓うのです。自分が自分に誓う。これに勝る自発活動はありません。「おきて」は、心のおきどころの「おき」と方向を示す「て」を表しています。
 「ちかい」と「おきて」を実行することは、権利に対する義務とは違い、反対給付を求めない自発活動からくるものを求めています。よく外国映画で「私は嘘を申しません」と言う時に、ボーイスカウトの三指のサインを見せる時があります。それ程外国では強い「ちかい」であると考えられています。ボーイスカウトは、名誉をなによりも大切にします。
 誠実→責任を果たす→信用・信頼を得る→名誉
 このようにボーイスカウトにとって「ちかい」と「おきて」は、もっとも大切なものであり、ボーイスカウト運動の根幹をなすものです。